嫌なのにNoと言えない…
そういう人は多いですよね。
一昔前は「NOと言える日本人」なんて本が
話題になったくらいですから…
私も20歳まではそうでした。
祖父にお年玉をあげることを強要された10歳の子供
子供の頃,お正月になったら毒母の実家に
親戚中が集まります。
何を思ったのか毒母が「ぴよの貯金から、1000円出しておじいちゃんにお年玉をあげなさい。おじいちゃん喜ぶわ」とのこと。
当時の10歳の子供に1000円は大金です。
何よりも私は祖父が嫌いです。
だけど逆らったら普段から虐待をしてくる毒母に
何をされるか,わかりません。
でも不満です。
当日「あ〜あ、今日は1000円減る日やわ」と
つい,ポロリ…
その直後,いつもの毒母の鬼のような
形相がありました。
「何言ってんのよ!その言葉をおじいちゃんが
聞いたら,そんなんいらんって言うで!」と
いつもの罵倒!
そりゃあ,ないですよね?
私から「あげる」って言ったわけじゃなく
言ってみれば恐喝です。
私は,こんな感じで理不尽な要求を自分を殺して
受け入れることを強要されながら育ちました。
逆らうと、にらみをきかして威嚇されます。
少しでも自分を出したら
「自分本意だ!」
あまりにも酷い要求を押し付けるので
自分の都合も言って代替え案を言えば
「何で,アンタはそうやって交換条件を
言うんや!」と
絶対服従を要求されました。
それでも何か言うと
「気にいらないなら出ていけ!」
最後は,これで終わります。
私に人権などありませんでした。
当然,病んでいたのです。
自分にとって大切なものでも,人から
「ちょうだい」としつこく言われたら
ゆずっていたのです。
周りは私が,少し強く言えば何でも
ききいれるとわかっていたのです。
隠れ毒親の弊害
私の場合は,わかりやすい毒親です。
何でも言いなりになる必要はないと
大人になれば自然とわかります。
大人になっても後遺症に苦しめられる人の
多くは隠れ毒親です。
わかりやすい暴力や罵倒ではありません。
何か要求を断ったら親が悲しそうな顔をして
子供に罪悪感を抱かせるのです。
子供は,みんな親の悲しそうな顔など
見たくありません。
嫌々でも従うしかなかったのでしょう。
これが「NO」と言えない人の
ほとんどの心理です
対策
NOが言えない人は気のすすまない誘い
も断れません。
そんな人に,いきなり自己主張しろと言っても
無理なのかも知れません。
だけど今のままでは,しんどいばす…
そんな人でも本当に嫌いな人のことは
断れるはずです。
悩むのは、自分も相手のことが嫌いじゃない
場合です。
もう単刀直入に言った方がいいです。
「あなたとは仲良くしたいけど,それは苦手」
「あなたとは仲良くしたいけど、それは出来ない」
最初に「仲良くしたい」という好意を示して
から意思表示をするなら,我慢するのが癖に
なっている人でも言えるのではないでしょうか?
いろいろと難しいこともありますが、出来そうな
やり方で自己主張すれば意外なくらい
上手くいくものですよ。
人間関係も自分にあったやり方なら無理なく
築いていけます。
愛され女子になりましょう✨
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